各支援計画詳細
支援計画
地域内事業者の現状と課題
①現状
②課題
- 明日香村は全域に古都保存法が適用されており、商業施設、工場に至るまで、瓦屋根・木造建築、2階建て以下等、建造が制約されているため、既存事業者の店舗･工場のスケールアップが困難な状況にあります。また新規事業者の参入も新たに店舗を構えるには、他地域よりも費用が割高になっており、事業展開への影響が否めない現状です。
- 会員総数のうち、個人事業者が75％以上を占め、また従業員数が2人以下の事業所が約70%を占めます。また、事業者の高齢化、経営困難により、廃業する事業者が多く存在します。事業承継や新規創業・第二創業の促進が急務です。
年度
人口数
商工業者数
小規模事業者数
商工会員数
H２６
5,766
244
209
203
H２５
5,835
251
220
202
H２４
5,909
260
233
201
H２３
6,032
265
235
208
H２２
6,120
276
245
215
H２１
6,190
285
245
215
- 取り扱う商品やサービスは、他地域でも販売されているケースが多く、競争力をもった商品・サービスが少ない現状です。
- 地域内のみでの販売を主とする売上年3000万円以下の事業者が約80%を占め、より多くの販売チャネル、宣伝による販路拡大が急務です。
②課題
- 事業施設の新設、増設が制約される中で、既存の施設を活用し、より高付加価値な商品・サービスを造成していくことが課題です。
- 事業所が減少する中、特に新規創業・第二創業がしやすい、支援も含めた商業活性化の環境づくりが課題です。
- 消費者ニーズに対応し、かつ地域や商品自体が持つ競争力を高めて、それを個社の強みとし、売上拡大を目指すことが課題です。
- 地域での販売にとどまらず、展示会への出展や新たな手法であるインターネットを活用した販路拡大・宣伝をするための機会創出・手法の習得が課題です。
