平成30年7月 動向調査結果

2018/08/20



伴走型小規模事業者支援推進事業

地域経済動向調査結果報告
平成30年7月度

奈良県明日香村商工会







 

奈良県内消費の動向


【小売販売】百貨店・スーパー販売・新車販売台数

・百貨店・スーパー販売状況額の推移対前年同月比%・出展:奈良県)
 
奈良県における平成30年5月の百貨店・スーパー販売額の対前年同月比は、全店ベースで4ヶ月連続のマイナス、 既存店ベースでも2ヶ月連続のマイナスであった。







 
・新車販売台数の推移
(対前年同月比 %・出展:奈良県・日本自動車販売協会連合会)
 
奈良県の新車販売台数の対前年同月比は、平成306月において3ヶ月ぶりにマイナスとなった。
 







 

【物価指数】消費者物価指数(CPI)の推移
平成27 = 100とした前年同月比 出展:統計局・奈良県)

 
奈良県の消費者物価指数は、平成30年5月において対前年同月比+1.2%となった。平成30年3月~5月の3か月間の平均は全国+0.77%奈良県+1.27%、前年同期の平均は全国+0.3%、奈良県+0.37%であった。




 

奈良県内生産の動向

 

【観光】観光客の推移実数 出展:観光庁・奈良県)

 
平成281月~12月の奈良県観光客数は約4,407万人で、前年比(平成27年)261万人、6.3%の増加であった。例年1月と4月が多く、一方観光客の来訪者数の少ない時期は7月である。









・延べ宿泊者総数とインバウンド延べ宿泊数の月別推移
 
奈良県の平成305月における延べ宿泊者総数は前年同月比-11.24%であった。







 

奈良県における平成305月のインバウンド延べ宿泊者数は、同年前月比-13.31%。前年同月比+37.37%であった。








 

【生産】鉱工業生産指数 (出典:経済産業省

 
鉱工業生産指数は、全国奈良県共に平成304月に3ヶ月連続で上昇した。






 

奈良県内新設住宅着工戸数の動向


【民間投資】奈良県新設住宅着工戸数の推移

(実数 出典:国土交通省・奈良県)
 
平成306月の新設住宅着工戸数は487戸となった、同年前月は529戸であった。


平成27年1月から平成298月の期間では平成2711月の747戸が最多である。平成27年の年間着工戸数6,517戸、28年は6,734戸。29年は6,550戸であった。




 
・建築確認交付件数の推移
(出典:国土交通省 1号~3号・4号申請合計・奈良県)
 
平成27~29年の間において、10~12月期における交付件数は、平成29年が最多で全国で146,129件、奈良県1,436件となっている。
平成28年、2910~12月期のトータル件数の推移、平成28年で前年比、全国+1,345件、奈良県-53件。平成29年では、前年比全国+1,551件、奈良県+101件となった。






 

【公的投資】公共投資の推移


・公共投資の推移
(
前年同月比 出展:奈良県・西日本建設業保証株式会社 国土交通省)
 
奈良県における公共工事の前年同月比は平成30年5月で7カ月連続マイナス。




 

・奈良県公共事業等事業施行契約済額の推移(出展:南都経済研究所)
 
平成3013月の契約済額は10,183百万円。平成291012月の10,406百万円からは、-2.14%であった。







 

奈良県内金融の動向

【貸出残高】銀行貸出残高、信用金庫貸出残高


・金融機関(国内銀行)貸出残高の推移
実数 出典:日本銀行)

平成306月の奈良県貸出残高は対前年同月比で、+0.17%となった。








・金融機関(信用金庫)貸出残高の推移
(実数 出典:奈良信用金庫・奈良中央信用金庫・大和信用金庫)

 

283月末奈良県貸出残高数は、前年同期比で+6%、全国で+2.3%となった。


 




 

奈良県内雇用の動向
 

【求 人】有効求人倍率、新規求人倍率

・有効求人倍率の推移 (出典:厚生労働省 奈良労働局)
 
平成306月奈良県の有効求人倍率は就業地別で1.55、受理地別では1.58であった。前月比では就業地別+0.02ポイント、受理地別+0.02ポイント。







 

・新規求人倍率の推移(出典:厚生労働省 奈良労働局)

 
平成306月奈良県の新規求人倍率は、就業地別で2.48。受理地別は2.53。同年前月比では就業地別+0.16ポイント、受理地別+0.16ポイントであった。






 

【賃金】現金給与総額



・現金給与総額の推移 (実数 出典:厚生労働省、奈良県)

 
現金給与総額は奈良県において、平成305月では231,034円、前年同月比-3.4%。そのうち、きまって支給する給与(基本給、家族手当、職務手当、超過勤務手当等) は、229,315円で前年同月比0.6%の増加となった。特別に支払われた給与(賞与、定昇・ベースアップの追給等)は、1,719円で前年同月差9,377円の減少となった。











 

 奈良県内景気の動向


【倒産】
企業倒産件数の推移

実数 負債総額1千万円以上 出典:東京商工リサーチ 全国企業倒産状況)

 
奈良県における平成307月の倒産件数は6となった。全国714件、近畿では169件であった





【景気全般】景気動向指数

 
・景気動向指数の推移
平成22年 = 100 出典:内閣府 奈良県
 
景気動向指数(一致指数)は、平成30年5月において奈良県は138.1、前月比-2.8ポイントで4カ月ぶりの減少となった。全国でも116.8、前月比-0.7ポイント5カ月ぶりの減少となった。