平成31年1月 動向調査結果

2019/02/20


伴走型小規模事業者支援推進事業
地域経済動向調査結果報告
平成31年1月度







奈良県明日香村商工会
 



 

奈良県内消費の動向

【小売販売】百貨店・スーパー販売・新車販売台数

・百貨店・スーパー販売状況額の推移(対前年同月比%・出展:奈良県)

奈良県の平成30年11月における百貨店・スーパー販売額の対前年同月比は、全店ベースで10ヶ月連続のマイナス、既存店ベースでも8ヶ月連続のマイナスであった。


 






・新車販売台数の推移 
(対前年同月比 %・出展:奈良県・日本自動車販売協会連合会)

奈良県の新車販売台数の対前年同月比は、平成3012月に3ヶ月ぶりにマイナスとなった。







【物価指数】消費者物価指数(CPI)の推移
平成27 = 100とした前年同月比 出展:統計局・奈良県)
奈良県の消費者物価指数は、平成30年11月において対前年同月比が+1.2%となった。平成30年9月~11月の3か月間の平均は全国+0.97%、奈良県+1.27%。前年同期の平均は全国+0.8%、奈良県+0.73%であった。






 

奈良県内生産の動向


【観光】観光客の推移(実数 出展:観光庁・奈良県)
平成281月~12月の奈良県観光客数は約4,407万人で、前年比(平成27年)261万人、6.3%の増加であった。例年1月と4月が多く、一方観光客の来訪者数の少ない時期は7月である。
 







・延べ宿泊者総数とインバウンド延べ宿泊数の月別推移
奈良県の平成3011月における延べ宿泊者総数は前年同月比-0.72%であった。
 





 
奈良県の平成3011月におけるインバウンド延べ宿泊者数は、同年前月比+4.11%、前年同月比+21.22%であった。








【生産】鉱工業生産指数 (出典:経済産業省
奈良県の鉱工業生産指数は、平成3010月に2ヶ月連続で上昇した。






 

奈良県内新設住宅着工戸数の動向

【民間投資】奈良県新設住宅着工戸数の推移
(実数 出典:国土交通省・奈良県)
平成3012月の新設住宅着工戸数は574戸となった、同年前月は479戸であった。


平成27年1月から平成298月の期間では平成2711月の747戸が最多である。平成28年の年間着工戸数6,734戸、29年は6,550戸。30年は6,287戸であった。




・建築確認交付件数の推移
(出典:国土交通省 1号~3号・4号申請合計・奈良県)
奈良県における建築確認交付件数は、平成301~3月で前年同期比-16.1%であった。


平成28~30年の間において、1~3月期における交付件数は、平成29年が最多で全国で125,225件、奈良県1,317件となっている。
平成29年、301~3月期のトータル件数の推移、平成29年で前年比、全国-383件、奈良県+134件。平成30年では、前年比全国-3,988件、奈良県-212件となった。



 

【公的投資】公共投資の推移

・建設工事受注動態統計調査
(前年同月比 出展:奈良県・西日本建設業保証株式会社 国土交通省)
奈良県の平成3011月における公共工事の前年同月比は2カ月ぶりにプラスに転じた






・奈良県公共事業等事業施行契約済額の推移(出展:南都経済研究所)
※平成30年5月度調査結果報告より県公共事業等施行契約済額は4半期ベース合計金額で報告
平成3079月の契約済額は14,803百万円。平成29年同期の11,613百万円からは、+27.47%であった。






 

奈良県内金融の動向

【貸出残高】銀行貸出残高、信用金庫貸出残高
・金融機関(国内銀行)貸出残高の推移
実数 出典:日本銀行)

奈良県の平成3012月における貸出残高は対前年同月比で、+0.99%となった。






・金融機関(信用金庫)貸出残高の推移
(実数 出典:奈良信用金庫・奈良中央信用金庫・大和信用金庫)
283月末奈良県貸出残高数は、前年同期比で+6%、全国で+2.3%となった。






 

奈良県内雇用の動向

【求 人】有効求人倍率、新規求人倍率
・有効求人倍率の推移
(出典:厚生労働省 奈良労働局)

奈良県の平成3012月における奈良県の有効求人倍率は就業地別で1.7、受理地別では1.49であった。前月比では就業地別で、受理地別共に+0.05ポイント。







・新規求人倍率の推移(出典:厚生労働省 奈良労働局)
奈良県の平成30年12月における新規求人倍率は、就業地別で2.76。受理地別は2.52。同年前月比では就業地別+0.42ポイント、受理地別+0.44ポイントであった。







【賃金】現金給与総額
・現金給与総額の推移(実数 出典:厚生労働省、奈良県)
現金給与総額は奈良県において、平成3011月では228,420円、前年同月比は3.9%の減少となった。そのうち、基本給、家族手当、職務手当、超過勤務手当等を示すきまって支給する給与は222,895円で前年同月比3.3%の減少となった。 また、賞与、定昇・ベースアップの追給等を示す 特別に支払われた給与 は、5,525円で前年同月差1,692円の減少となった。










 

奈良県内景気の動向

【倒産】企業倒産件数の推移
実数 負債総額1千万円以上 出典:東京商工リサーチ 全国企業倒産状況)
奈良県の平成311月における倒産件数は6件となった。全国666件、近畿では185
件であった。








【景気全般】景気動向指数
・景気動向指数の推移 
(奈良県平成22年 = 100 全国平成27年=100 出典:内閣府 奈良県
景気動向指数(一致指数)は、平成30年11月において奈良県は126.1で前月比-6.2ポイント、全国では104.0で前月比-0.4ポイント、奈良県と全国共に2カ月連続の減少となった。