平成31年2月 動向調査結果

2019/03/20

伴走型小規模事業者支援推進事業
地域経済動向調査結果報告
平成31年2月度







奈良県明日香村商工会


 

奈良県内消費の動向
 

【小売販売】百貨店・スーパー販売・新車販売台数
 

・百貨店・スーパー販売状況額の推移(対前年同月比%・出展:奈良県)
奈良県の平成30年12月における百貨店・スーパー販売額の対前年同月比は、全店ベースで11ヶ月連続のマイナス、既存店ベースでも9ヶ月連続のマイナスであった







・新車販売台数の推移
(対前年同月比 %・出展:奈良県・日本自動車販売協会連合会)
奈良県の新車販売台数の対前年同月比は、平成311月に2ヶ月ぶりにプラスとなった。





 

【物価指数】消費者物価指数(CPI)の推移

平成27 = 100とした前年同月比 出展:統計局・奈良県)
奈良県の消費者物価指数は、平成30年12月において対前年同月比が+0.9%となった。平成30年10月~12月の3か月間の平均は全国+0.86%、奈良県+1.13%。前年同期の平均は全国+0.86%、奈良県+0.70%であった。







 

奈良県内生産の動向
 

【観光】観光客の推移

(実数 出展:観光庁・奈良県)

平成281月~12月の奈良県観光客数は約4,407万人で、前年比(平成27年)261万人、6.3%の増加であった。例年1月と4月が多く、一方観光客の来訪者数の少ない時期は7月である。



 


・延べ宿泊者総数とインバウンド延べ宿泊数の月別推移
奈良県の平成3012月における延べ宿泊者総数は前年同月比+9.51%であった。





 
奈良県の平成3012月におけるインバウンド延べ宿泊者数は、同年前月比-22.18%、前年同月比+19.27%であった。






 

【生産】鉱工業生産指数 

(出典:経済産業省

奈良県の鉱工業生産指数は、平成3011月に3ヶ月ぶりに低下した。





 

奈良県内新設住宅着工戸数の動向
 

【民間投資】奈良県新設住宅着工戸数の推移

(実数 出典:国土交通省・奈良県)
平成311月の新設住宅着工戸数は418戸となった、同年前月は574戸であった。


平成27年1月から平成298月の期間では平成2711月の747戸が最多である。平成28年の年間着工戸数6,734戸、29年は6,550戸。30年は6,287戸であった。





・建築確認交付件数の推移
(出典:国土交通省 1号~3号・4号申請合計・奈良県)
奈良県における建築確認交付件数は、平成301~3月で前年同期比-16.1%であった。



平成
28~30年の間において、1~3月期における交付件数は、平成29年が最多で全国で125,225件、奈良県1,317件となっている。平成29年、301~3月期のトータル件数の推移、平成29年で前年比、全国-383件、奈良県+134件。平成30年では、前年比全国-3,988件、奈良県-212件となった。


 

【公的投資】公共投資の推移
・建設工事受注動態統計調査

(前年同月比 出展:奈良県・西日本建設業保証株式会社 国土交通省)

奈良県の平成3012月における公共工事の前年同月比は2ヶ月ぶりにプラスとなった





・奈良県公共事業等事業施行契約済額の推移(出展:南都経済研究所)
※平成30年5月度調査結果報告より県公共事業等施行契約済額は4半期ベース合計金額で報告
平成301012月の契約済額は12,062百万円。平成29年同期の11,613百万円からは、+15.91%であった。




 

奈良県内金融の動向
 

【貸出残高】銀行貸出残高、信用金庫貸出残高

・金融機関(国内銀行)貸出残高の推移実数 出典:日本銀行)

奈良県の平成311月における貸出残高は対前年同月比で、+0.91%となった。




・金融機関(信用金庫)貸出残高の推移
(実数 出典:奈良信用金庫・奈良中央信用金庫・大和信用金庫)
283月末奈良県貸出残高数は、前年同期比で+6%、全国で+2.3%となった。










 

奈良県内雇用の動向
 

【求 人】有効求人倍率、新規求人倍率

・有効求人倍率の推移(出典:厚生労働省 奈良労働局)

奈良県の平成311月における奈良県の有効求人倍率は就業地別で1.67、受理地別では1.61であった。前月比では就業地別で-0.03ポイント、受理地別で+0.12ポイント。







・新規求人倍率の推移(出典:厚生労働省 奈良労働局)
奈良県の平成31年1月における新規求人倍率は、就業地別で2.53。受理地別は2.60。同年前月比では就業地別-0.23ポイント、受理地別+0.08ポイントであった。









【賃金】現金給与総額
・現金給与総額の推移
(実数 出典:厚生労働省、奈良県)
現金給与総額は奈良県において、平成3011月では228,420円、前年同月比は3.9%の減少となった。そのうち、基本給、家族手当、職務手当、超過勤務手当等を示すきまって支給する給与は222,895円で前年同月比3.3%の減少となった。 また、賞与、定昇・ベースアップの追給等を示す 特別に支払われた給与 は、5,525円で前年同月差1,692円の減少となった。









 

奈良県内景気の動向
 

【倒産】企業倒産件数の推移

実数 負債総額1千万円以上 出典:東京商工リサーチ 全国企業倒産状況)
奈良県の平成311月における倒産件数は6件となった。全国666件、近畿では185
件であった。









【景気全般】景気動向指数
・景気動向指数の推移
(奈良県平成22年 = 100 全国平成27年=100 出典:内閣府 奈良県
景気動向指数(一致指数)は、平成30年12月において奈良県は132.6であった 同年前月比+6.5ポイントとなった。全国では100.6。同年前月比-1.3ポイントであった。奈良県では2カ月ぶりの上昇となった。